投資信託ってどれを買ったらいいの? | 「投信の窓口」で聞いてきた

投稿日:2017年3月12日 更新日:

高木証券の投信の窓口という投資信託相談サービスを受けてきた体験談です!

「投信の窓口」とは?

投信の窓口

投信の窓口

 

高木証券が行っている投資信託のコンシェルジュサービスで、数ある投資信託の中から、投資の目的やリスク許容度に合わせた投資信託をプロがチョイスしてくれます。

 

ボク自身は、自分で作ったポートフォリオをもとに投資信託の積み立てを行っているのですが、

「プロの意見も聞いてみよう!」

ということで、今後の運用の参考にするため話を伺ってきました。

 

店舗相談と WEB 相談がありますが、今回は日本橋のリアル店舗で相談してきました。

 

リスクとリターンの確認

銀行やゆうちょの悪どい投信推し事情を知っていたので、

将来不安を煽りつつ、年利 20 % などのすさまじい商品や分配型投信を勧められるものかと思いきや、

リスク許容度やリターンはどうお考えですか?

とヒアリングから始まります。

 

リスク・リターンの組み合わせは、6 種類のテンプレートが用意されていて、その中から自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことができます。

 

コース
リターン
(年利)
2 %3 %4 %5 %6 %7 %
リスク→→→→→→→→

 

今回は「④標準コース (5 %)」を選びました。

 

ポートフォリオ (仮) 作成

投信の窓口 ポートフォリオ

④標準コースのポートフォリオ

 

その場で、自分の選んだプラン (年利 5 %) 向けのポートフォリオ (仮) を作成します。

 

④標準コースの資産配分

  • 先進国株式 (20 %)
  • 先進国債券 (30 %)
  • ハイイールド債券 (20 %)
  • 金 (20 %)
  • 国内株式 (10 %)

 

オススメの投資信託 (仮)

投信の窓口 投資信託

④標準コースのおすすめ投資信託

 

ポートフォリオをもとにオススメの投資信託も教えていただけました。

上記は、プランに合わせてとりあえず標準で表示されるものらしいので、相談しながら組み替え可能です。

標準ではアクティブファンドばかりで構成されています。

 

アクティブファンドとインデックスファンドだとリターンどのくらい違いますか?

インデックスファンドも混ぜること可能ですか?

 

なんて相談をしたりもしました。

 

初回訪問はここまでで、ボクの希望を踏まえたポートフォリオを翌週に提案いただくことになりました。

 

提案されたポートフォリオ

資産構成比
日本株式15 %
先進国株式25 %
20 %
先進国債券40 %

 

後日、提案されたポートフォリオが上記になります。

前回シミュレーションした「④標準コース」をベースに、ヒアリング結果を踏まえ微調整していただきました。

ハイイールド債券がなくなって、国内株式の比率がちょっと高くなってますね。

 

金利上昇に対応するためのリスクヘッジ要素として金を組み入れているのがポイントとのこと。

なるほど、金は考えたことなかった。

ただ、金の比率 20 % は高いのでちょっと保守的かなーと感じました。

 

提案されたファンド

今現在がインデックスファンド主体なこともあり、アクティブファンドは抵抗があったので、

「インデックスとアクティブの比較してくれませんか?」

とリクエストしてたこともあり、2 種類の組み合わせを提示いただきました。

 

「アクティブファンド」主体の場合

種類ファンド名信託報酬
日本株式ひふみ投信1.05 %
先進国株式アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 B コース1.69 %
ステートストリート・ゴールドファンド0.88 %
先進国債券三井住友・ピムコ・ストラテジック・インカムファンド1.62 %
フィデリティ・US ハイ・イールド・ファンド1.81 %

 

  • 期間騰落率: 41.9 %
  • 年率平均リターン (信託報酬込み): 4.4 %

 

「インデックスファンド」主体の場合

比較用にインデックスファンド (eMAXIS シリーズ) 主体で組んだ場合も試算してもらっていたのですが、

 

  • 期間騰落率: 32.0 %
  • 年率平均リターン (信託報酬込み): 3.7 %

 

といった具合でした。

 

 

予想通り、アクティブファンドのほうが若干ハイリスクハイリターンになりますね。

アクティブファンドは信託報酬高めですが、それを加味してもより大きなリターンが見込めます。

 

とはいえ、思ったほど、インデックスファンドとアクティブファンドの差がなかったことに驚きです。

これに関しては担当の方も苦笑いしておりました (笑)

 

「積極型」でガンガン攻めた場合

今回は「④標準コース (年利 5 %)」で提案を受けたのですが、興味本位で「⑥積極型 (7 %)」の場合のシミュレーションも簡単に見せていただきました。

 

資産構成比
日本株式25 %
先進国株式45 %
新興国株式10 %
先進国債券20 %

 

ポートフォリオは株式メインの攻めの比率に変わりました。

アクティブファンドメインで組んだ場合、

 

  • 期間騰落率: 60.0 %
  • 年率平均リターン (信託報酬込み): 6.5 %

 

とかなりアグレッシブなシミュレーションになりました。

 

騰落率 60 % は怖いな・・・

 

まとめ

「毎月分配型で、手数料がめっちゃ高い投信」をゴリ推しされるような展開を実は期待していたのですが、かなり親身な提案をしていただき、良い意味で予想が外れてしまいました\(^o^)/

 

以前、郵政や銀行でも投資信託の説明を受けたことあるのですが、それと比べたら、きちんと利益がでるよう提案してくれる真っ当なサービスで、「情弱を騙して手数料ガッポリ!」みたいなサービスではありません (笑)

 

投資信託はど素人!!」という方の相談サービスとしては優秀なのではないでしょうか。

銀行や郵便局で儲からない投資商品を勧められるより、「投信の窓口」で堅実な提案を受けたほうが投資効果は圧倒的に高いと思います。

 

進行形で投資信託の積み立てを行っている人でも、自分の投資方針と比較してみる意味で相談にいってみるとおもしろいかもしれません。

 

手数料が高い

だがしかし、非常に残念なことに、手数料高いんですよね。

提案いただいたファンドを「投信の窓口 (高木証券)」経由で購入すると、購入手数料 3 % も取られてしまいます・・・。

 

SBI 証券に口座作って自分で購入すれば、購入手数料は無料にできるんですよね。

それすらできない人向けのサービスという位置付けでしょうか

 

投信の窓口でオススメ投信を聞いて、ネット証券で自前購入するのがベストかもしれない。

 

 



Copyright© てっぺのマネーハック.INFO , 2023 All Rights Reserved.