たんぽぽ茶ってどんなもの?
たんぽぽ茶とは、
文字通りたんぽぽの根や葉を焙煎・乾燥させて抽出する飲料です。
特徴としては健康によい効果を持っているとされており、
コーヒーと違ってカフェインは一切含まれておりません。
中国医学では、
ほかの生薬と合わせて漢方薬として飲まれていることもあるそうです。
たんぽぽ茶の他の名称として
「たんぽぽコーヒー」
として販売されているものもありますが、
作り方の分類としては厳密な違いはありません。
しかし商品によっては、
焙煎されていないものやハトムギ茶や麦茶等とブレンドされていたり、
あえてコーヒーに味を近付けているものがあったりと様々あります。
もし試してみてお口に合わなくても、
ほかの銘柄であれば美味しいと感じられる可能性は十分にありますので、
効能や効果を期待したい方であれば、
複数の商品を試されてみるのもありかもしれませんね!
たんぽぽ茶にはどんな効能があるの?
不妊や母乳不足などに効果あり。漢方薬として使用されている中国では「母の薬」として有名
カフェインが含まれていないため、
妊娠中の方であっても安心して飲むことが出来るというだけでなく、
女性ホルモンのバランスを整える効果があるため、
女性特有の生理周期の悩みを解決してくれる可能性があります。
医薬品ではないので、
ホルモンバランスに強制的な影響を及ぼすというものではなく、
ゆっくりと自然に改善して妊娠しやすい環境を作ってくれるということですね!
また血行を良くして代謝を上げる作用もあり、
それによって母乳の質の向上や生成を助けてくれるので
出産された後の授乳中の方にとっても嬉しい効果があるといえるでしょう。
女性専用というわけではありません!男性にも魅力的な効果あり!
まさに女性ならではの悩みを解決してくれるような効果がたくさんあるので、
「女性が飲むべきもの?」と思ってしまいそうになりますが、
男性が飲用しても得られる効果はたくさんあります。
代謝を上げて血液をサラサラにする効果があるため、
糖尿病などの生活習慣病の予防や肥満防止に効果があります。
また、脳下垂体と呼ばれるホルモンをコントロールする器官を活性化させるため、
女性ホルモンだけでなく、男性ホルモンにも好影響を及ぼします!
そのため、不妊に悩む夫婦は男女ともに、
たんぽぽ茶を飲用するというケースも多いようです。
副作用はないの?
ノンカフェインといえど、やはり副作用の心配は怖いですよね。
1日でかなりの量を飲みすぎない限り、
ほとんど副作用が出る可能性はないようですが、
血流を良くする効果があるため、
もともと血圧が低めの方はさらに低くなってしまいますので注意が必要です。
あとは利尿作用があるめトイレが近くなってしまう可能性がある、というぐらいです。
重大な副作用は少ないようですが、健康に良さそうだからといって度を越えた飲みすぎには注意しましょう!
自宅でも作れる!?意外と簡単な作り方のご紹介
ご自宅に庭などがあり、
たんぽぽを採取できる方であれば、
簡単に自家製たんぽぽ茶を作ることができます。
色々と加工する工程があるとはいえ口にするものですので、
自治体が散布している農薬や、
動物の尿などが付着している心配がないものを選んでくださいね!
正直、購入するものの方が味はいいと思われますが、
原料が中国製のものも多くありますので、
そちらがどうしても気になるという方は、
下記の作り方を参考にしていただければと思います。
たんぽぽ茶の作り方
- たんぽぽを根ごと引き抜き、よく水洗いし土を落とす。
- 根を細かく切り刻んで置き、天日で乾燥させる。(このとき、お好みで茎や葉を入れてもOKです)
- 全体が茶色っぽくなるまで、フライパンなどでよく煎ります。
- 煎り終えたものをティースプーン3杯分程度を鍋に入れ、600mlの水で煮出す。
- 水分が半分程度になればOKです!
煎る際に強めに焙煎して、
コーヒーのようにドリップして飲むという方もいらっしゃるそうです!
お好みに合わせて、色々と調整してみてくださいね。
まとめ
たんぽぽは多くの人にとって身近な植物だと思います。
子供の頃はたんぽぽの綿毛で誰でも一度は遊ぶものですよね!
小さな花をつける植物ですが、
アスファルトの隙間など、
どんな環境でも生えてくるとてもパワフルな印象がありますよね。
それでもここまで身体にとってうれしい効果があることを知らなかった方も多いのではないでしょうか?
もしお悩みを解決できそうだと感じられた方は、
ゆっくりと体を改善してくれることを期待して、
ハーブティー感覚で飲み始めてみてはいかがでしょうか!
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