タワーマンションを題材にしたドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」の感想です。
平凡ながらも家族仲良く暮らしてきた主婦・高野亜紀は、家族で憧れのタワーマンション・Sky Grand Tower TOYOSUに引っ越してきた。
豪華ホテルのようなマンションでの新たな生活に期待する家族だったが、そこにはセレブ主婦たちによって作られた“タワマンルール”によって支配されていた。
タワーマンション大好きなボクですが、
タワーマンションを題材にしたドラマがあるということで観てみました。
主演は菅野美穂じゃないですか。
そして松嶋菜々子、横山めぐみといった豪華キャストです。
この 3 人のインパクト強すぎて他のキャストはだいぶ霞んでいました。
あとココリコの田中もいました。菅野美穂の旦那役です。
菅野美穂のテレビドラマ出演は 4 年ぶりの作品だったらしいです。
2016 年 10 月から放送開始だったとのことで、最近の作品ですね。
舞台となるタワーマンションは「Sky Grand Tower TOYOSU」という名称で、
豊洲のタワーマンションといったらガチのやつです。
菅野宅は 25 階とのことで、ギリギリ上層階扱いになっていました。
1,500 万円安くなっていたので庶民の菅野家でも買えたらしいのですが、それでも 4,000 万円は超えている気がします。
1,500 万円安くなっていた理由は、前住民がママ友イジメを苦に自殺したからとのことです ((;゚Д゚)
このタワーマンションでは上層と下層の間でヒエラルキーがあり、
上層階ママは、下層階ママのことを「左側」と呼んでいました。
エントランスのエレベーターが、左側が下層階行き、右側が上層階行きから由来してるようです。
こわっ!! ママ友の人間関係はこわいです。
ボクの中で菅野美穂といったら「イグアナの娘」なのですが、
当時と比べると演技力は抜群に成長しているものの、
細かい仕草や表情は変わらず菅野美穂のままだったので、15 歳の子供がいる母親役にも関わらず観ていて懐かしい気持ちになりました。
松嶋菜々子は、菅野美穂の真上の部屋に住んでいる独身の役柄なのですが、これがまた怖かった・・・。
ミステリアスを通り過ぎて、狂気ですな。
タワーマンション中に監視カメラや盗聴器をしかけて、住民を監視続けているんですよ。
監視部屋はモニターだらけでデイトレーダーみたいでした。
で、タワーマンションのセレブママ達の秘密を掴み、菅野美穂がやったかのように見せかけて秘密をさりげに流出させるわけです。
ママ友の不倫現場とか、学歴詐称とか。
ママ友 「あんたがやったんでしょ!!」
菅野美穂 「違います、私じゃありません!!」
菅野美穂は相変わらずイジメられ役が上手です。
そんな怖い役柄の松嶋菜々子ですが、合間のパブロンの CM で優しそうなママで登場します。
ギャップがなおさら怖い ((;゚Д゚)ガクガクブル
「ドラマと同時にこの CM 流したら逆効果なんじゃね!?」と思いました。
エンディングは去年再結成した「THE YELLOW MONKEY」です。
ドラマの脚本の印象が強すぎて、サウンド程度で聞き流していたのですが、
詞がタワーマンションのカーストと合っていてゾクッとします。
「そこに住めばどんな願いも叶うと言われる愛の城」
「だけどなぜかみんな笑顔はハロウィンのパンプキン」
マッチしすぎていると思ったら、ドラマ脚本用に作られた歌詞だったようです。
観ている最中はあまり気にしなかったのですが、観終わったあとにいい曲だということに気付き、iTunes でポチってしまいました。
イントロが流れる度にビクっとしてしまいます (笑)