借金

「奨学金は借金か?」多重債務者が考える

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奨学金で自己破産が多発

クレジットカード・キャッシングで債務整理した上に、

奨学金も返済中のブログ管理人です。

 

 

就職難や不景気の影響もあり、奨学金が起因の自己破産が増えているそうです。

 

奨学金を返済中の立場でありながら、

自己紹介⑤ ボクと借金地獄

 

それに加えて消費者金融の借金が原因で弁護士さんに債務整理してもらうという、ガチの借金地獄を経験した立場で奨学金は借金なのかということについて考えます。

 

ボクの奨学金事情

奨学金

  • 期間
    4 年間
  • 貸与総額
    240 万円
    (5 万円 * 4 年間)
  • 利息
    0.54 % 
  • 返済額
    13,926 円
  • 返済回数
    全 180 回

 

貸与元は「日本学生支援機構 (旧: 日本育英会)」です。

 

大学生時代に 5 万円借りていたものを、

社会人になってから 毎月 1.4 万円ずつ、15 年かけて返済しています。

 

消費者金融の借金との違い

奨学金が消費者金融からの借金、いわゆるサラ金と大きく違う点は以下になります。

 

  • 返済期間が長い
  • 利息は超低金利
  • 学生時代は利子が加算されない
  • 一括返済で一部還付される

 

返済期間が長い

一般的なサラ金の返済期間 3 - 5 年と比べ、

奨学金は 10 年以上となり、かなり長期間にわたっての返済にになります。

 

利息は超低金利

奨学金の金利は貸与時期によって違うのですが、

自分の場合は、年利 0.54 % と超低金利です。

 

消費者金融 (18 %) と比較すると、1 / 33 の金利になります。

めっちゃ安いです。

 

この超低金利のおかげで、

10 年以上返済を続けても利息の総額は大したことなかったりします。

 

自分の場合、240 万円の奨学金に対して、

返済総額は 15 年間で 約 250 万円程度にしかなりません。

毎月の返済は約 14,000 円です。

 

もし利息 18 % で同額を借金した場合、

毎月の利息だけで 24,000 円発生し、1 年間の利息だけで 約 30 万円になります。

 

  • 15 年間で 10 万円の利息総額の奨学金
  • たった 1 年でも 30 万円の利息が発生する消費者金融

 

低金利の程度については比較にすらなりません。

 

学生時代は利子が加算されない

奨学金の大きなメリットとしては、この存在が大きいです。

 

通常の借金の場合、借りた瞬間から利息が発生しますが、

奨学金の場合、大学を卒業し、社会人になった瞬間から利息が発生します。

 

学業のために借りる借金として矛盾していない制度です。

 

また同じ学業目的の借金として教育ローンがありますが、

奨学金と教育ローンの大きな違いとして、教育ローンは借りた瞬間から利息が発生する点にあります。

そのため奨学金は借りた本人だけで返済が可能ですが、教育ローンは在学中の返済は保護者にサポートしてもらうことが必要になります。

 

一括返済で一部還付される

奨学金の場合、残額を一括返済すると 3 - 5 % が還付されます。
※2004 年以前の貸与者のみ

奨学金を一括返済すると還付金もらえるらしい

 

仮に在学中に 240 万円貸与を受け、社会人になった直後に全額返済すると、

72,000 - 12,000 円の還付

になります。

 

就職後すぐには無理だとしても、早めに一括返済した場合の還付金を考慮すれば、

利息総額は還付金で相殺され、ほぼ元本だけの返済と同義になるのではないでしょうか。

 

まとめ

消費者金融の借金と奨学金では、

「お金を借りる」という点では一緒ですが、条件はかなり違ってきます。

 

借金に苦労している方ならよく分かると思いますが、

 

こんなの借金のうちに入らないわっ!

( ‘ Д‘c彡☆))Д´)ノ パーン

 

借りた金額を、利息なしで元本をそのまま返済しているようなもんですから。

ぬるすぎます。

なぜこれで自己破産に至るのか不思議でなりません。

 

 

大学生の生活費なら、奨学金 + アルバイトで十分賄えます。

国立の 4 年制大学の場合、年間の学費は約 50 万円程度のため、

学費免除制度 (成績優秀者) を併せれば、学費まで含めて自己負担は可能な範囲だったりします。
※私立は論外です\(^o^)/

 

そして返済額は毎月 5 万円の貸与だった場合、14,000 円 程度です。

10 万円の貸与だったとしても、20,000 円程度です。

 

4 年制大学を卒業した能力がある方の初任給から捻出するのは難しい金額ではなく、自己破産しようと思っても逆に難しいのではないかと思うほどです。

 

 

結局のところ、

 

何も考えずに不相応な金額を借りるため、返済不能になり自己破産に陥る

 

わけで、この仕組みは奨学金だろうが消費者金融だろうが一緒です。

 

 

奨学金で自己破産が発生する要因は、

  • 不相応な進学をしてしまった
    「費用が捻出できないのに私立大学に進学した」
    「成長機会のない大学に進学した」
    「とりあえず大学進学した」
  • 大学という投資機会を生かさず、本人が成長しなかった

 

この 2 点に尽きるのではないでしょうか。

そのため大卒というブランドを有効活用できず、新卒の平均月収のレールから外れ、返済不能に陥ってしまいます。

 

奨学金破産の要因として、ブラック企業就職難が挙げられることも多いですが、

大学を卒業したにも関わらず、ブラック企業にしか就職先が見つからない程度にしか成長できなかった自分が原因ですし、

大卒なだけで就職に有利なはずが、就職が難しい状況にいる程度にしか成長できなかった自分が原因です。

 

後付けの理由として時代背景である「ブラック企業」や「自己破産」が挙げられているだけの気がしてなりません。

 

 

奨学金破産の根本の原因として、

大学進学が当たり前になった結果、返済や将来への投資効果を考えずに、奨学金を使って進学する人が多くなった結果ではないでしょうか。

 

 

奨学金は、本来の目的通り利用すれば、自己破産することはまずないですし、

逆に自己破産するのが難しいくらい、とてもとても条件の優しい借金です。

借金というのも申し訳ないくらいです。

 

それでも奨学金破産してしまうようならば、その原因は奨学金ではなく、

返済計画や費用対効果といった各個人のマネー知識不足に根本原因があるのではないでしょうか。

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