投資より預金?
今朝コメントいただいたのですが、
そんなに借金があって、なぜ、投資をするのですか。少しでも返さないと。
何がアーリーリタイアですか。
借金返して、預金でもしなさい。
「借金があると投資しちゃいけない」というご意見頂きました。
借金返済を優先するべきというのは自分でも理解しているのですが、この方は投資を根本的に勘違いしている気がします。
積立投資とドルコスト平均法
自分がやっているのは投資信託を毎月定額で買い付けるというものです。
こうすることで、
- 基準額が落ちている月 → 買い付け数 ↑↑
- 基準額が上がっている月 → 買い付け数 ↓↓
となり、
数年単位で続けていけば、買い付け額が平均化されていくので、世界規模の暴騰や暴落にも耐えていくことができます。
このような投資手法をドルコスト平均法といいます。
ちなみに対象商品は、年利 2 - 5 % 程度が目標のローリスク・ローリターンのものがメインです。
自分の知っている投資手法の中では、トップクラスに堅実なものだと思っています。
ですので、ほとんど預金代わりにやっているようなものです。
投資?投機?
コメントいただいた方は、
投資と投機を同一のものだと認識されているのだと思います。
投資 = 株や FX でハイレバレッジ賭けてエキサイトするようなやつ
投資とは?
投資というのは生産的な手段のためにお金を出し、それを何らかの形で運用してもらうことでその果実を受け取ると言うものになります。
株式投資で考えると、投資家は企業(経営者)に出資をします。企業はそのお金を使って事業を行い、その事業から得られた収益を配当や株価上昇(企業価値上昇)という形で還元します。
このように、何らかの生産手段のためにお金を投じることが「投資」となります。
投資というものは、それによって「付加価値」が創造されると言う点に注目することが出来ます。その結果、経済全体が発展することに寄与できるというのも投資の醍醐味の一つです。
投機とは?
投機における「機会=チャンス」というのは単純には短期的な値動きを指すのが一般的です。株や為替などにおける短期的な価格変動をチャンスとして捉えて取引をすることが投機となります。
一般にギャンブルやマネーゲームと呼ばれあまり「投機」と言う言葉が好印象をもたれることは少ないのが現状です。株式の売買においてもデイトレードやスイングトレードといった短期取引であれば、投資ではなく投機という扱いになります。
- FX や株みたいなギャンブル性のあるもの → 投機
- 経済発展に資本を提供するもの → 投資
ということですね。
今回ご指摘いただいたのは、
「借金あるくせになんで、ギャンブル性のあるもの (投機) をやってるの?」
というニュアンスでコメント頂いたのだと思いますが、
実際に自分が行なっているのは後者の投資のほうで、
ローリスク商品で、全世界の株式・債権に投資し、
世界経済の発展と一緒に自分の資産も増やしていく
という目的のものになります。
借金返済と投資どっちが優先?
「投資に回す資金があったら、それを使って借金返済を早めたほうがいいのではないか?」
という意見もあるでしょうが、自分はそれはやりすぎだと思っています。
先述の通り、
投資信託の積み立て → 預金代わり
というつもりで保有しているので、緊急資金も兼ねています。
- 病気になり働けなくなった
- 臨時で大きな支出が必要になった
などなど。
そのためあえて、元本から乖離しないよう、ローリスク資産だけで構成しています。
全て借金返済に回してしまった場合、
残債務は早く減るでしょうけど、返済中に何かあった場合、身動きがとれなくなります。
ですので、借金返済と資産形成の優先度は同等でしていくべきだと考えます。
借金経験があるからこそ投資をするべき
自論ですが、
借金の経験がある人こそ投資をするべきだと思っています。
投機 (ギャンブル) で借金経験がある方は尚更です。投資と投機の違いを改める意味でも。
投資をすると年間リターンがどのくらいが妥当なラインなのか肌感覚で分かってきます。
自分の場合は、元本を極力減らさないことを優先した場合、年利 2 - 5 % 程度が妥当だと思っています。
それと比較すると、
消費者金融の金利 18 % は異常値だということがよくわかると思います。
このように、金利に対する感覚が敏感になってくるのです。
また、返済後の資産形成を徐々に学んでいくためにも、借金返済と投資は同時に行なっていくべきだと思っています。
借金返済中はどうしても少額投資から始めるしかないので、スロースタートできる意味でも最適です。
※退職金で初投資をしてしまい溶かすようなことを避けれる
日本人は未だに「投資 = ギャンブル、危険なもの」だと考える傾向が強いのだと思います。
ですが、まったくの誤解で、
- 自身の資本で経済を発展させていき
- その見返りとして、自分の資産も増える
という、
win-win の関係だと思えば、敷居も低くなってくるのではないでしょうか。
ちょっとでも気になったら、
最小 5,000 円からでも積み立てて見ることをオススメします。
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