実は SEO 対策は真面目にやっているので、初心者がやっておくべきポイントをまとめました。
1. WordPress を使う
SEO 対策を本気でやろうとしたとき、無料ブログだと機能的な制約が多数あります。
WordPress は自分でサーバーを立てたりしないといけないため、技術的な作業が必要ですが、PV を伸ばしたいと思ったら避けては通れない道になります。
2. SSL 対応する
過去にも書いたのですが、Google からは公式に「SSL 対応したサイトは検索結果に優位だよ」と出ているので、SSL 対応はしたほうが今後のためにプラスになります。
「wpX レンタルサーバー」「wpX クラウド」どっちを選ぶか (2017 年)
ちなみに、無料ブログでのSSL 対応はハードル高いです。
3. 内部 SEO 対策されているテーマを使う
Google 検索の仕組み
Google 検索に載る仕組みですが、クロウラーというものがインターネット上を巡回しており、検索結果に載せるに値するサイトかどうかを常にチェックして回っています。
その際に「自分のサイトはこういう仕組みで、こんなコンテンツがありますよ」というのをクロウラーに正確に伝えることができるサイト作りをしているかが重要なってきます。
そこで肝になってくるのが内部 SEO です。
内部 SEO 対策されているWordPress のテーマ
便利なもので、勝手に内部 SEO 対策してくれている WordPress 用テーマが用意されています。
自分が使いやすいなと思ったのは、この 2 つです。
・Xeory (「Xeory-無料WordPressテーマ-」)
・Simplicity (「Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料Wordpressテーマ」)
どっちがいいかは個人の好みですが、
Simplicity のほうが自身で手を加える要素が少ないように感じるので初心者向きの印象です。
ちなみにこのブログでは「Xeory」を使用しています。
内部 SEO 済みテーマが具体的にどのようなことをしてくれるのかというと、
パンくずリスト導入済み
↓↓ブログ上部にあるこれです
これがあることで、Google のクロウラーがサイト構造を認識しやすくなるそうです。
記事投稿時にアドバイスが記載される
このブログで使っている「xeory」の例ですが、ブログ作成画面にアドバイスが書かれたり、 SEO 的に入力ておいたほういい欄が表示されるようになります。
アドバイスの例
こんな感じで、記事作成の際にSEO のポイントを押さえた記事が作成されているかを確認するためのチェックボックスが表示されます。
SEO に有利な入力項目の表示
- タイトル入力時に、自動で文字数を表示してくれる
→ SEO 的には、28 文字以内がいいらしい - 記事の URL を自分で変更できる
→ 「post〜」みたいな URL より、記事内容に沿った URL のほうが SEO 効果高いようです - メタタグ、メタディスクプリプションの設定
→ その記事のテーマとなるワードを 1 つ設定できることで、その記事の特性を明確に設定できます
ページ表示が数字
ブログ下部のページ表記も、数字表記のほうがクロウラーが認識しやすくなります。
※「前のページへ」「次のページへ」だけだと、全体構造が分かりづらく認識度が落ちます
内部 SEO 対策されているテーマだと、もちろん標準で数字表記です。
5. 内部 SEO 対策のプラグインを入れる
- Google XML Sitemaps
- PS Auto Sitemap
自分が SEO 対策用に入れているプラグインはこの 2 つです。
Google XML Sitemaps
XML サイトマップ (自分のブログの設計図のようなもの) を Google に送信すると、クロウラーの巡回を効率化することができます。
とはいえ、自分で XML ファイルを作成したり、送信するのは手間がかかります。
そこでこのプラグインを入れておけば、記事更新時に XML ファイルを作成し、Google に送信する処理を裏側で自動でやってくれるようになります。
PS Auto Sitemap
パンくずリストと一緒ですが、
サイトマップがあることで、ブログの構造が明確になり、クロウラーの巡回がスムーズになります。
6. 見出しを適切に使う
見出し (h1, h2, h3 など) を正確に使うことで、Google に文章構造を正しく伝えれるので、見出しを適切に使用することは重要になります。
h1 は文中では使用しない
見出し 1 (h1) は、記事タイトルに使用するべきものなので、基本本文中には使用しません。
適切な順番で使用する
見出しは階層構造的に使うのが正しい使用方法です。
h2 → h3 → h4 といった順番で「h2 見出しの中に、 h3 見出しがある」というように、見出しの上下関係を明確にします。
この記事の場合、下記のような見出し構造になっています。
h1 (SEO 対策アレコレ)
h2 (1. WordPress を使う)
(省略)
h2 (6. 見出しを適切に使う)
h3 (h1 は文中では使用しない)
h3 (適切な順番で使用する)
h2 (7. 引用処理を忘れない)
(省略)
「h4 の中に、h2 がある」といったように、見出しの上下関係が崩れた使い方をしてしまうと、Google が記事の階層を正確に読み取れなくなります。
7.引用処理を忘れない
他サイトやニュースサイトから本文を引用して、記事を作成することがあるかと思いますが、
引用部分は必ず引用タグ ("") で囲むようにします。
引用タグで囲んでおくことで、「この部分は引用していますよ」といことを Google に明確に伝えれることになります。
これをしておかないと、オリジナルコンテンツと同様の内容が記事内にあるということになり、模造コンテンツ扱いになり、Google 検索に載らない可能性があります。
8. 画像
記事内に挿入した、画像にもいくつか設定をします
画像のファイル名
「picture1.jpg」といった生成時のものでなく、
「semiretire_plan.jpg」といったように、任意のファイル名に設定することで画像検索経由の流入も期待できるようになります。
代替テキスト
挿入画像に設定できる「代替テキスト」にもその画像が何であるかの概要を記載しておきます。
と、SEO については元々知識はもっていたのですが、
それをブログに応用しようとしたときに、どう使っていくかというポイントで羅列しました。
自身の備忘録的な内容でもあるので、追記があったらちょくちょく書き直します。