セミリタイア後の仕事を考えるシリーズです。今回は転職エージェント編です。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。
転職経験のある方は会ったことがあるのではないでしょうか。
転職活動をしようとする際は、まずはじめに転職紹介サービスに登録します。
そのあと転職エージェントと面談し、キャリア相談や転職理由、希望する仕事などを相談することになります。
転職エージェントは、面談内容から転職希望者の性質を見極め、募集のある企業の要件に合いつつ、かつ転職者にも相性の良さそうな企業のマッチングをしていくことになります。
ちなみに転職紹介サービスは、だいたいは無料でサービスを受けることができます。
完全無償でサービスが成り立っているわけではなく、
転職者が転職活動に成功した場合、募集案件もと企業からその人の年収の 30 % ほどが手数料として、転職エージェントに対し支払われる仕組みになっています。
転職 4 回、通算 5 社目
なぜ「転職エージェント」を思いついたかというと、
ボクはもう 30 代半ばにして転職 4 回もしているんですよね・・・。
人より若干多い程度でしょうか。
転職活動のたびに、転職エージェントさんには大変お世話になりました。
「何となく転職したいな・・・」という超アバウトな状態な気持ちだったところを、エージェントさんと面談してまとめていくことで、徐々に当人がどうしたかったのかが明確化してきます。
そしてこれから年齢を重ねるにあたりのキャリアプランの形成の仕方や、そのキャリアプランを作るためにオススメの企業などを教えて頂けます。
個人的にはこのキャリアプランの相談が一番助かるんですよね。
1 つの企業内だけで完結する終身雇用の時代なら、
xx 歳に主任になり、xx 歳に課長になり・・・、といったように決まりきっているのでわざわざキャリアプランを考える必要はありませんでした。
ですが最近は自分の価値は自分で高めていかないといけません。
そのためには最大限に高めていくためのプランを考えながら職歴を積んでいかなければいけません。
とはいえ、日本で転職市場がここまで活発になり始めたのも最近のため、転職が前提のキャリアプランって自分で考えれないんですよね・・・。
他者の事例といっても、自分の周囲に参考にできそうなケースはそうそうありません。
そこで役に立つのが転職エージェントとの面談なわけです。
数百人もの転職者の背景を見てきて、かつ成功事例・失敗事例も数多く知っています。
成功者のモデルケースなどを見せてもらい、そこに至るにはどんな職歴やスキルを身につけていったらいいのかをアドバイス頂けるわけです。
自身のキャリアをどうしたらいいのか悩んでいる方は非常に多いと思いますが、
その相談をしにいくだけでも転職エージェントとの面談は効果ありです。
ボクは無料なのをいいことに、そのためだけに面談に出向いたりします。
セミリタイア後の仕事に選んだ理由
セミリタイア後の仕事候補として転職エージェントを選んだ理由としては、自分のこれまでの社会人キャリアをフルに活用できそうに思えたからです。
別の記事でも仕事の考察をしてきましたが、
セミリタイアという性質上
- 数千万円の資産をローコスト投資で増やしていく
- 投資で賄えない分は安い収入で補填する
というものだと考えており、
特に収入は
- 補填のためのもの
- 安くてもいいや
- そうなるとアルバイトのようなもの
と思い込んでいました。
しかしアルバイトに近しいものとなると、どうしても今までの自分の職歴から離れたものになってしまうのが難点です。
そこで今までのキャリアを活かしつつ、自由なタイミングでやれそうな仕事として、転職エージェントを思い浮かんだわけです。
4 回転職して 5 社を経験って、けっこう相談に乗れると思うんですよ。
成功した転職、失敗した転職、別に転職しなくてよかった転職、いろいろあります。
ベンチャーから大企業まで会社規模も広く経験しているので、大企業のメリット・デメリットも体験談から語れます。
そしてセミリタイア中という立場上、
無理に転職を押し売りするのでなく、本気でその人のためになるキャリア相談をしてあげることができると思うのですよ。
ノルマ達成とか関係ないしね!!
給料低くても無問題!!
転職に至らなくても、その人と本気のキャリア相談をして満足のいく答えがでたのなら、それで万事オッケー。
腹黒い損得勘定抜きで、他人の役に立てる仕事ができそうな気がします。
会社に雇用される形でなく、
フリーランスでの転職エージェントがシックリきますね。
リクルートエージェント転職支援サービスCheck!