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今回はサンマルクカフェの歴史について紹介していきます。
現在東京都内は勿論、大阪、横浜、福岡、札幌などの主要都市に必ず展開しており、独自の顧客を掴んでいるカフェチェーンです。
ここ10年間で多くの店舗が各地に進出したおかげでたちまち国民に浸透しました。
手頃で美味しいコーヒーは勿論、軽食としてチョコクロワッサンを始めとした焼きたてのパンも楽しめる点が売りとなっています。
ベーカリーレストランが原点だった
サンマルクカフェは現在サンマルクホールディングスが母体となり経営を行っていますが、岡山県にあった株式会社大元サンマルクが大元の会社となります。
大元サンマルクは89年に設立され、洋食を中心に提供する「ベーカリーレストラン・サンマルク」を経営。
地元岡山県の方々に愛されるファミリーレストランとなりました。
90年になり、会社名を株式会社サンマルクに変更。
それから数回にわたり会社を吸収合併し、規模を広げていきます。
そして99年になると株を店頭販売。
この頃から岡山市にスパゲティ店「生麺工房鎌倉パスタ」を開業。
これを皮切りに系列店を次々に展開していきます。
(系列店は下記にて紹介)
2002年になるとサンマルクの株は東京証券取引所にて上場2部、2004年には上場1部へと指定変えしました。
子会社のプライム・タイムを吸収合併した2005年に東京証券取引所において上場を廃止します。
そして2006年になるとサンマルクホールディングスに株式交換し、サンマルクはその完全子会社として現在に至ります。
サンマルクホールディングスには株式会社サンマルクの他に
株式会社バケット
株式会社函館市場
株式会社鎌倉パスタ
株式会社サンマルクチャイナ
株式会社サンマルクカフェ
上記5社が存在し、様々な種類の飲食店を展開しています。
展開する国は日本国内がメインですが中国にも店舗を進出している大企業です。
1999年 カフェサンマルク1号店誕生
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サンマルクカフェの1号店が誕生したのは1999年の3月。
2018年現在から遡ること約20年前でした。
本社を岡山に置きながら1号店は東京都内中央区にて開店。
1999年はまだ分社化されておらず株式会社サンマルクが経営するベーカリー・カフェでした。
この頃、大手外資系カフェチェーン店のスターバックスコーヒーもジワジワと日本国内で展開している時期でしたので、両者は同じ時期に日本国内に進出していったということが分かります。
この頃から日本国内でカフェブームが流行り出したということですね。
サンマルクカフェってどんなお店?
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カフェにとどまらず飲食店にはそれぞれお店の「コンセプト」というものが存在します。
サンマルクカフェのコンセプトは「セルフ式だけど焼きたてのパンが食べられるカフェ」ということで、コーヒーだけでなく軽食として焼きたてパンも楽しめるお店となります。
サンマルクカフェのパン
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主力商品は紹介しました「チョコクロワッサン」。
板チョコを包んで焼き上げたクロワッサンは女性を中心に大人気となり都心では「ちょっとしたお土産」の定番となりました。
またパンに関しては菓子パン・惣菜パンもあり、様々な種類のパンを焼きたてで楽しむことができます。
サンマルクはもともとベーカリーレストランを経営している会社ですので、美味しいパンを焼く技術には長けているのです。
パンの焼き方には拘りがあり、石窯から発する遠赤外線を利用してじっくりと焼き上げます。
遠赤外線を使用する理由はパンの芯まで熱が通り、乾燥を防ぐためです。
現在サンマルクカフェの各店舗では同社が開発した、石窯をも超えるともいわれる窯を使用して柔らかく上質なパンを提供しています。
コーヒーへのこだわり
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コーヒーに関しては決して作り置きはせず、オーダーが入ってから豆を挽いて淹れるというこだわりよう。
バタバタする日常で少し休憩を取るために入っただけのカフェでも、せっかくなら美味しいコーヒーを飲みたいものですよね。
その願いを叶えてくれるのがサンマルクカフェなのです。
勿論入れ方だけでなく、コーヒー豆にも拘っています。
提供するコーヒーにはブラジル・エチオピア・ホンジュラス・コロンビア・インドネシアの5種類の豆をブレンド。
やや深入りにしており、苦味の中にほのかな酸味が加わり、最後に微量の甘みも残ります。
コーヒー通の方もきっと楽しんでいただけるのではないでしょうか。
コーヒーの種類はブレンド・アメリカン・カフェラテがあり、価格帯もブレンドはS200円、M250円、L300円とお手頃です。
美味しいコーヒーをお手頃価格で楽しみたい方にはうってつけのお店なのではないでしょうか。