消費者金融やカード会社からの請求額を淡々と支払い続けました。
約 2 年くらい。
毎月遅延なく返済はしていたのですが、ある日ふと明細をみたところ、
各社の元本がまったく減っていないことに気づきました・・・。
利息だけで 200 万円払っているわけなので、そりゃそうなのですが・・・。
その時点でやっと年利 18 % の恐ろしさに気づきました。
2 年経ってやっとです。
債務整理の方法
本気で借金をなんとかしないといけない (;´∀`)

と思ったものの、
"おまとめローン" くらいしか対応方法が思い浮かびませんでした。
そしておまとめローンでは年利が 18 % から 10 % 前後に減るだけなので、
以前高い利息のままで、借金返済を早める最適な方法とは言えませんでした。
そんな折、借金整理の方法を調べていたら、
弁護士にお願いするという方法があることを知ったのでした。
借金総額が判明
さっそく弁護士検索サービスなどを利用し、
債務整理に強い弁護士事務所をいくつかピックアップしました。
相談の申し込みをしようとしたのですが、
申し込むにあたり「どの金融機関からいくら借りているのか」という情報も伝える必要があります。
そこで弁護士と相談するために、初めて借金総額を計算したわけです。
今まで見ないようにしていた借金の総額をやっと目の当たりにしました。
借金総額 560 万円!! (ドンッ
え・・、まじ・・??

冷や汗がでました。
ここで初めて自分の置かれている状況のヤバさに気づきました。
マジな話、借金総額は何となく 200 - 300 万円くらいだと思ってたんですよね。
実はその 2 倍だったわけですよ・・・!!
判明した借金総額
弁護士事務所へ行く
本気でやばいと思ったボクは弁護士事務所へ即連絡したところ、

金額が大きいのですぐに来てください!!
その翌日には相談の予約を取り付けました。
仕事もろくに手につかない心境のまま弁護士事務所へ出向きました。
持ち物
- 印鑑
- クレジットカード
- 借り入れ状況が分かるもの
※クレジットカード、消費者金融のWEBサイト画面の印刷など
相談の流れ
- 借金状況の整理
- 債務整理の方法
- 弁護士費用
- 返済スケジュール案

今のまま (利息があるまま) 払い続けると、
560 万円を完済する頃には、支払い総額は 1,000 万円を超えますよ!!
開口一番にこんなことを言われ、
本気で借金に向き合わないといけないな・・・

と心の底から思ったのは、今でも印象深いです。
500 万円でも冷や汗がでたのに、
1,000 万円と言われると絶望の域です。
債務整理 (任意整理) することにしました
自分の場合、債務整理の方法として以下の方法が想定されると伝えられました。
- 自己破産
- 任意整理
債務整理の詳細はこちら
弁護士さんからは金額の大きさもあり、
自己破産も勧められたのですが、任意整理を選択しました。
- 自分の借金はちゃんと返したかった
- 何よりも親バレを避けたかった
奨学金の返済が残っている状態で自己破産すると、
連帯保証人に借金が移動するのです!!
そうなると保証人になっている親と親戚に借金がバレてしまいます・・・。
奨学金の残債が残っている方が債務整理する際は気をつけてください。
そのため自分だけで解決できる任意整理を選択しました。
任意整理とは
任意整理を簡単に説明すると、
弁護士さんに自分と債権者の仲介に入ってもらう債務整理の方法になります。

てっぺさんの支払いは厳しいので、
利息ゼロにして、元本の分割払いにしてくれませんか?

しょうがない、
元本が返ってくるだけマシか
そのため法的な処理でなく、
内輪 (ボク、弁護士さん、消費者金融) だけでの対応になります。
自己破産と違い、
裁判も不要ですし、官報に掲載されることはありません。

収入もありますし、
任意整理でもなんとかなるでしょう
任意整理を依頼
ボクの任意整理詳細
1 時間の相談で方針が決まり、
その場で任意整理の依頼をしました。
任意整理の概要
- 期間
60 回 (5 年) - 月々の支払額
99,000 円
当時は月 12 万円ほど借金返済に充てていたのですが、
利息がなくなった分、月々の支払額も減額されました\(^o^)/
生活がカツカツだったので、
支払額減るのはマジ助かった!!

返済期間について
返済期間は 3 - 5 年の間で選ぶことができたのですが、
- 期間を短くして月々の返済額を多くしても、不測の事態があったとき支払いが滞る可能性がある
- 返済を 2 回遅延したら、任意整理が無効になり、一括返済になってしまう
- 利息がなくなるため、短期間でも長期間でも、支払い総額は同額
というアドバイスをいただき、5 年にしました。
依頼したあと
最後に、任意整理の手続きが完了するまでの期間 (約 3 ヶ月間) の話です。

弁護士に依頼した瞬間 (たった今) から返済義務なくなるので、
手続き完了するまで催促依頼きても払わないようにしてくださいね

もし催促依頼きたら「弁護士に依頼中です」と答えてください
そして不要なクレジットカードを全て渡し、
弁護士さん手で直接バッサリとハサミを入れていきます。
『任意整理してしまったんだなぁ』

そんなことを考えながら、
クレジットカードが切り刻まれるのを眺めていました。
任意整理とクレジットカード
ちなみに任意整理の場合、整理するクレジットカードを選ぶことができます。
ボクの場合は、
生活に不便がありそうだったので (光熱費の支払い・仕事の経費など)、1 枚だけクレジットカードを残しました。
ただし、同じ過ちを繰り返さないためにも、
自らカード会社に電話し、限度額を 20 万円まで下げました。
任意整理のクレジットカード
弁護士費用
気になる弁護士費用ですが、総額約 18 万円でした。
債務者 1 件につき 3 万円です。
あのまま支払い続けたら、支払い総額 1,000 万円に膨らんでいたので、
18 万円でそれを回避できるなら全然安いものです。
弁護士費用は分割払いになります。
- 任意整理の手続きが終わるまで約 3 ヶ月 に分けて 3 回分割
- その期間は借金返済は不要
- 返済が不要になった代わりに、6 万円 × 3 回 を弁護士費用として振り込む

3 ヶ月間、金銭的に余裕ができるので蓄えておくようにしてくださいね
はい・・・

弁護士費用について
任意整理の相場は、3 - 5 万円 / 件が一般的な相場のようです。
費用で法律事務所を選んでしまいがちですが、
弁護士・司法書士の腕によっては、債務整理できない消費者金融などもあります。
費用よりも「信頼できるかどうか」「実績があるかどうか」を優先したほうがよいでしょう。
債務整理で圧縮できる借金に比べたら、弁護士費用なんて微々たるものです。
依頼後
相談時の話の通り、任意整理の手続きには 3 ヶ月ほどかかりました。
弁護士さんに言われた通り、
その 3 ヶ月間は返済は停止したため、
かなり久しぶりに金銭的に少しだけ余裕のある生活を送れるようになりました。
ただ返済が止まっただけではあるのですが、
借金のことを考え続ける日々から解放されたというだけでも感動したものです。
それ以降、弁護士事務所に行くこともなく、
任意整理が完了した旨の書類が郵送で届き、弁護士さんに依頼した処理は完了しました。
任意整理の書類
- 債権一覧表
- 振込先口座一覧
- 和解書 (債権者が任意整理に同意した内容)
あとは自力で指定口座に毎月お金を振り込むだけです。
60 回これを繰り返して晴れて完済です\(^o^)/
任意整理の書類 (実例)
いまの借金が減額するかも?
「借金が全然減らない・・・」
「毎月の支払いが厳しい・・・」
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