寄稿依頼の体験談と注意事項です。
寄稿依頼って??
サイト運営していると、たまに外部サイトから寄稿依頼が来ます。
寄稿は「その外部サイト用に何か記事書いてね」という依頼なのですが、大抵は無償での記事作成になります。
なぜ無償の記事作成依頼が成り立つのかというと、
先方のメディアに自分の書いた記事が載ると、自分のサイトの紹介を兼ねることになり、そこからの流入が見込めるというわけです。
とはいえ、
無制限に自分のサイト紹介できるわけはないので、寄稿記事中に入れれる自サイトへのリンク数の制限や、執筆者紹介の内容も制限されていたりします。
ボクの寄稿体験
自分の場合、キュレーションメディアからの寄稿依頼が多いのですが、
サイト開設直後で検索流入すらない頃だったので寄稿に応じたことがあります。
そのときの寄稿条件は↓↓こんな感じでした。
- 先方メディアは、月間 10 万 PV
順調にのびているので、2018 年には 100 万 PV 見込み - 記事中に 1 つのみ自サイトへのリンク可能
- 普通なら有料寄稿 (5 万円以上) だが、今回は無料で寄稿できる
元々は寄稿する側が、広告掲載の体で広告料を支払うモデルらしい - 3,000 文字以上
ちゃちゃっと書いた記事ですが、
「いつもよりうまく書けた・・・、これはむしろ自分のサイトに掲載したい質だわ・・・」
という残念な (?) 結果に。
寄稿によるアクセスへの影響
「その結果、流入増えたか?」というのが一番気になるところかと思いますが、
流入件数 9 件!!
3 ヶ月の累計、たった 9 件ですよ!!
3,000 文字も書いたのに、9 件かにょ・・・orz
寄稿後に様子を見ていたのですが、
先方はキュレーションメディアなので、記事数が半端ないのですよ。
新規記事が 10 〜 20 件 / 日とか。
ボクが寄稿した記事なんてすぐ埋もれてしまいます。
大量の記事で 10 万 PV 稼いでるメディアのようで、9 件しか流入なかったのも今思えば納得です・・・。
結局のところ、
いつもより品質の高く、ボリュームのある記事 (3000 文字) を無償で提供する
という、先方メディアの記事のカサ増しに貢献しただけで終わった気がします。
「お前の記事がよくなかっただけだろう」というツッコミは置いといて。
寄稿してみて思ったこと
そういえば昔、翻訳の仕事をしていたときに思い知ったことがありました。
ボクは文章チェックが嫌いなのです (笑)
書ききったあとに、文章を注意深く見直す作業が好きではないのです。
ブログ記事は書ききったらすぐ公開し、公開した文章を見ながら微調整かけています。
公開したあとじゃないと修正する気にならないんですよね。
性格の問題なのでどうしようもないです。
納品前チェックとか、マジ勘弁です。
文章作成のモチベーションが「100」だとしたら、
納品前チェックのモチベーションはわずか「1」 です。
そして、記事の体裁を制限されるのも疲れます。
普段は 1,000 〜 1,500 文字程度しか書かないので、3,000 文字は慣れてないので非常に疲れます。
そもそも、字数制限されるだけで筆の進みが悪くなります。
装飾の仕方にも指定があったりします。
マイナスの表現には赤太字、固有名詞は緑字、みたいな。
あぁ、めんどくさい。
文章書くこと自体は好きなのですが、それに + α で制約がついてくると、
フラストレーションが溜まってしまい、嫌な作業になってしまいますね!!
趣味と仕事の違いみたいなものです。
まとめ
・寄稿は先方の謳い文句につられて簡単に受けないようにしましょう
・流入が想定より少なくても自己責任です
・寄稿記事は普段より力を入れて書くはずなので、その品質の記事だったら自分のサイトに載せたほうがよかったりします
・普段のブログみたく気軽に公開できないので、普段と違って、納品前の厳重チェックが疲れます