セミリタイアというと、ネット上の方でしか例を見たことがなかったのですが、それが知人となるといろいろと驚かされます。
風の噂 (Facebook) で前職の上司が退職したことを知りました。
年齢は 43 歳ほどだったと思います。
転職ありきの退職のかと思いきや、
「今後はノープランです」
との一言が添えられていました。
40 代で職歴に空白期間ができてしまうことが転職に与えるデメリットは計り知れません。下手したらこれまでのキャリアをすべて失うかもしれない行為でもあります。
これはつまりセミリタイアということですね!!
お金はだいぶ持っていたような雰囲気なのでそういうことなのでしょう。
思えば、それを匂わせる話をしばしば聞いていた気はします。
「将来は田舎暮らししたい」「都会でなくても生きていける」などなど。
退職後は趣味に興じつつ、悠々自適に暮らしているようです。
退職前の 1 年ほどは、超大型プロジェクトの責任者を担当しており、こちらが心配になるほどの働きっぷりで、肉体的も精神的にもギリギリだというグチもちょくちょく聞いていました。
※毎朝叫びながらでないと布団から出れないと言っていた ((((;゚Д゚)))))))
それを最後の仕事と決めていたのか、あるいはそれが引き金になったのかもしれませんが、私自身の社会人人生のなかで 40 代という早い段階で第一線を退く方を初めて拝見しました。
自分がセミリタイアを視野に入れ始めたキッカケの 1 つにこの上司を見てきたこともあります。
先輩としても人間としても尊敬できる方だったのですが、40 歳を越えてもあの激務はちょっと違うなと思ったわけですよ。
ですが本人もきっと望んではおらず、会社からの指示や責任感などの板挟みの結果なのだという雰囲気はものすごく出ていました。
そんな様子を見ていて「社会人としての 40 代はそんな年頃なんだな」と勝手に悟った自分がいました。
そして自分には無理だろうなと (笑)
と、ある意味反面教師にしていたつもりでしたが、自分にとってはセミリタイアの面でも教師だったようです。
ヤラレタ \(^o^)/
そして羨ましい。
会社内の上下関係がなくなった後の元上司と元部下という関係はなかなか面白いもので、当時どんなことを考えていたのかぶっちゃけ話で盛り上がったりするものです。
近いうちにでも労いを込めて、食事にでも誘ってみようと思います。
ほんとにおつかれさまでした!!