「ウォール街のランダム・ウォーカー」の感想文シリーズ第 2 弾です。
第 1 弾はこちら「オランダのチューリップバブル」
戦後最大のバブル
この本は原書がアメリカのものなのですが、
そこで紹介されるくらい日本のバブルって有名なものだったんですね。
しかも戦後最大のバブルの代表格にされています。
バブル期の地価
日本バブルのうち、特に特徴的だったのが地価の高騰だったようです。
なんと、90 年の日本の地価総額は、
2000 兆円!!
もう、大きすぎてよくわからない数字ですね。
2000 兆円ってどのくらいか
当時の、全世界の「富」の 20 % 相当らしいです・・・(=゚ω゚)ノ
「富」って表現が使われるのがすごいw
やべぇなバブル。
地価同士で比較すると、
2000 兆円の地価は、アメリカ全国土の 5 倍相当額だったそうな。
日本列島 1 つで、アメリカがまるっと 5 こ買えちゃうんですよ。
ほんとにやってたら、日本は世界制覇できてましたね。
・首都圏の地価総額 = アメリカ全土
・皇居周辺の地価総額 = カリフォルニア州
当時のアメリカはきっと日本にビクビクしていたことでしょう。
バブル期の株価
株価に関してはもっとすごくて、日本の株価時価総額が占める割合は、
全世界の時価総額の 45 %
だったそうです ((((;゚Д゚)))))))
バブル期の日経平均株価
そして、89 年の日経平均株価は、驚きの
約 4 万円!!
現代の我々が「4 万円」って聞いても日経平均の数字だって気づかないですよね。
※日経平均株価: 19,454 円 (2017/1/6)
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とまぁ、この直後にバブルははじけて、1万円代になってしまうわけです。
バブル期の就活
本書に書いてませんが、就活シーズンなこともあり調べてみました。
“内定辞退者をなくすため、各企業は内定者に対して様々なフォローアップを行い、背広や車、海外旅行などのプレゼントは言うまでもなく、なかにはマンション、また農家出身の内定者の親に牛や馬を贈ったところもある。”
内定でマンションもらったら、
もう人生のエンディングじゃんwww
現代社会では 35 年ローンでやっと手に入るものが、
この時代では、内定のオマケ扱いですよ。
※馬っていくらするんですかね・・・
はぁ、この頃に大人だったら、
土地ころがして、バブルはじける前に現金化して、セミリタイアできてたのになぁ (。´・(ェ)・)
ランダム・ウォーカーは、このへんまで読みました!! 続きは進み次第!!
次の章は、「IT バブル」らしいので楽しみ!