「本社に異動した頃、岸さんから『今すぐ飲みの場所に来い。手ぶらで来るな。可愛い女も一緒に連れてこい。お前みたいな利用価値のない人間には人の紹介くらいしかやれることはない』などと言われるようになりました」
はあちゅうさんのセクハラ・パワハラ証言が話題になっていますね。
詳しいことは上記の記事を見て頂ければ分かるのですが、
黒かグレーかの話ではなく、紛れもないハラスメント行為すぎてドン引きしました・・・。
証言されたハラスメント行為の数々ですが「何人ものハラスメント体験をまとめた記事なのではないか!?」と思ったほどです。
証拠のメッセンジャーのスクショなど辛くて途中で見るのをやめたほどです。
これほどの行為が会社の目に届かないところで行われていたはずがなく、加害者だけでなく、黙認していた人事部の責任も重大なのではないでしょうか。
会社に所属している以上、ハラスメントの証言をあげるということは非常に難しいのです。
人事部から「めんどくさい奴だ」と思われ、煙がられることは必至だからです。
そして問題を起こした人というレッテルが貼られてしまい、今後の評価にも影響する恐れがあります。
社内でハラスメントの証言をあげるというのは、被害者が上記のリスクを踏まえた上で行わないといけないのです。
つまり自分の将来を捨てる覚悟が必要ということです。
コンプライアンスが整備されてようがされてまいが、これは変わらないでしょう。
はあちゅうさん的にも忘れられないくらい非常に屈辱的な出来事だったのでしょう。
今回の件は、現在の自分のネームバリューを活かした上で仕返しの意味も幾分かあったのではないでしょうか。
はあちゅうのセクハラ証言すごいな。ヤフートップきてるや。
相手は社会的に抹殺されてしまう恐れありますな。ハラスメントは加害者と被害者のパワーバランスが逆転してしまったとき、仕返しされてしまう良い事例。
— てっぺ@借金ブロガー (@teppesmn) December 17, 2017
今回は被害者が証言して初めて、加害者は謝罪の言葉を発したわけですが、ハラスメント行為を働く人は心からは謝罪の気持ちなど持ってないのだと思います。
「申し訳ありませんでした」と言っているものの、「やっちまった」「マズいことになった」これが本人の素直な気持ちでしょう。
大人になっても、気持ちは幼少期のジャイアンのままの人がやるのがハラスメントですからね。
本人は建前上の謝罪はしていても、根は改善されないでしょうね。
かくいう自分も現社で入社直後にハラスメント (洗礼的なやつ) に会い、適応障害で休職するこという経験をしました。
オフィスの中心でボクを辱める発言をし、わざとみんなの笑いをとる
A さんがボケてボクがツッコミすることを強要される (MTG 中にも関わらず)
とにかく暴言が多い
→ 何かを聞いても「しらん!!」という回答や、飲み会を断ると「あと誘いませんね」と言われる
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転職がきっかけで適応障害になり、入社直後に休職した話。
自分はこれでさえ 1 週間で体調が悪くなり、結果的に適応障害 & 休職にまで至りました。
はあちゅうさんの体験はボクの話なんかとは程度が段違いなわけで、しかも期間も長いわけです。
「よくそんなに我慢できたな・・・」と思うと供に、似たような経験者としては、心中察しただけでボクの体調も悪くなりました・・・。
ちなみに自分のときは人事部にしっかり伝えて訴えました。
会社はコンプライアンスの建前上対応してくれましたが、
ボクの報告内容に即して、加害者にヒアリングをしてくれたものの「そういうつもりはなかった」「イジられて楽しそうに見えた」という発言ばかりでまったくもって話にならない最終報告書が提出されて対応完了でした。
ボクがどんなに訴えても、加害者が「そのつもりがなかった」といえば無実になってしまうのです。
その上あろうことか「このくらいのこと我慢できなくてこの先やっていけるの?」とボクが人事から注意される始末です。
体調壊して休職までしても、会社としては問題が公にならなことのほうが大事なわけです。
コンプラアンス窓口が整備されていようが、会社に期待するのはまったく無駄だと悟った瞬間です。
はあちゅうさんは証拠としてメッセンジャーのスクショをしっかり残していましたが、いつか自力で訴える機会のために残していたのではないかと想像してしまいます。
だって会社経由で伝えてもどうにもならないもの・・・。
本人もそれを分かっていたのでしょう。
ボクがもしブロガーとして有名になり (笑)、
今の会社から離れた立場にいるのなら、間違いなく実社名をあげて記事を書いて、やり返してやるでしょうね \(^o^)/
そのときのために当時の証拠はちゃんと残してあります\(^o^)/