GW が終わると、毎年見かける 5 月病。
ボクも今まで何人か見かけたことがあります。
ひどい場合は、GW 後から音信不通 → 強制退職のパターン。
Wikipedia での定義を見てみましょう。
五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。
日本においては、新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいると人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称がある。
新しい生活に夢中でいる間はいいのですが、
それがひと段落する 5 月頃に、
・知らず知らずのうちに蓄積されていた心身の疲れ
・新しい環境や人間関係についていけないストレス
などが原因で、
・やる気がでなくなったり
・ふさぎこんでしまったり
といった症状が出てくるのが 5 月病です。
環境の変化についていけないことで起きる病気として「適応障害」というものがありますが、
最近では5 月病もこの「適応障害」と判断されることが多いようです。
時期については様々で、
研修などが終わる 6 月頃 (新社会人)、夏休み後や異動後、転職後にもよく見られるそうです。
かくいう自分も、転職直後に適応障害になりました・・・。
ほんの半年前くらいのことだったので、
「GW 明けは出社できるかな・・・」
と GW 終了間際はビクビクしていたのですが、
無事出社し、普通に仕事ができているので、一安心しているところです。
「うつ病」などの精神的な病については、ここ 10 年ほどで、
正式な病気であると、社会全体での認識が変わってきたように思えます。
「心が弱い人がなる病気!」「うつ病は甘え!」と体育会系でアバウトな表現で片付けられるのではなく、
病気として適切な処理 (休職など) の処理がされるようになってきましたし、身近なものに感じるようになってきました。
※除: ブラック企業
それほど頻繁に見られるということの裏返しではありますが・・・。
五月病についても、
昔は「学生気分の抜けない新卒社員がなるもの!」というイメージでしたが、
医学的な側面から、適応障害という判断がなされるのはとてもいい傾向ではないかと感じています。
「メンタル弱い奴!!」と扱われるより、
「こういう病気なんだよ」と言われたほうが安心ですし、解決策を見つけることができます。
本当は、病まない社会作りのほうが先決なのでしょうが、
自分が社会人でいる間には実現不可能でしょうね\(^o^)/
むしろ、格差が進むこのご時世、
精神的な病みは更に加速していきそうな気がします。
すでに 1 度病んだ経験がある以上、2 度目は勘弁なので、
ボクはそうなる前にセミリタイアしてやろうと思います。
病む可能性は誰にでもあります。
いつでも逃げれるように貯金しておいたほうがいいですよ!!