ふるさと納税にも「閑散期」と「繁忙期」があります。
とりわけ、年収が確定した後の 12 月後半は駆け込みの寄付が急増します。
1 年間のふるさと納税の傾向とあわせて、いつ寄付するのがいいのか見ていきましょう。
ふるさと納税のかしこい歩き方
お得な返礼品を手に入れたいならば、返礼品の入れ替え時期 (新しい特産品が入荷される) に申し込むのがオススメです。
ふるさと納税の狙い目
- 1 月
- 4 月
- 7 月
また、フルーツや魚介類などは旬なタイミングがあるため、狙い目のタイミングを把握しておくことで、よりお得なふるさと納税ライフを送ることができますよ!
一方、肉類は1 年を通じて登場するため「数ヶ月に 1 回」など計画を立ててみるといいかもしれません。
12 月末の駆け込み納税は、できれば「最後の手段"」として取っておきましょう。
ふるさと納税 年間計画の例
返礼品の到着時期は正確に予測できない場合が多いため、年間計画をなるべく正確に立てたい場合は、返礼品が比較的早く届く「さとふる」経由でのふるさと納税がオススメです。
また返礼品情報の「到着時期」をしっかりチェックするようにしましょう。
- 1 月: 牛肉
- 2 月: カニ
- 3 月: マンゴー
- 4 月: エビ
- 5 月: さくらんぼ
- 6 月: メロン
- 7 月: 豚肉
- 8 月: 梨
- 9 月: 米
- 10 月: 伊勢エビ
- 11 月: カニ
- 12 月: 鍋セット
年末駆け込みの理由とリスク
ふるさと納税は、年間の給与収入と家族構成により、控除される納税額の上限が決まります。
そのため、年収が決まる年末に集中する傾向があり、ふるさと納税全体の 60 % が 10 〜 12 月に発生します。
長崎県平戸市は 2014 年に約 14 億円の寄付を集めたことで話題を呼びましたが、年末の数日間だけで、同市への寄付は 1 億円にも上ったとのこと。
100 万円規模の高額な寄付が多発したわけでなく、1 - 2 万円といった小口の寄付が積み上がっての 1 億円なので、年末ラッシュのすごさがよく分かるのではないでしょうか。
2018 年は「Amazon ギフト券」が返礼品として登場したことが話題になりました。
25,000 円の寄付に対して「Amazon ギフト券 1 万円」と 40 % の高還元率もですが、寄付者にしてみると、とりあえずギフト券を獲得しておき、返礼品は次の年になってからゆっくり選べるのが人気の秘訣だったのではないでしょうか。
こういった「すぐに選べない!」といった場合はギフト券・ポイント・カタログギフトは有効です。
しかし、特定の返礼品を希望する場合は、12 月まで寄付を延ばすのはリスクが高く、本命の返礼品が品切れになってしまう可能性があります。
ふるさと納税まとめ