三菱国際UFJ投信から、低コストシリーズの「eMAXIS Slim (イーマクシス スリム)」が出るようですが、どのくらい低コストなのか手持ちと比較してみました。
「eMAXIS Slim」が新規追加
プレスリリースはこちら eMAXIS Slim 国内株式インデックス - 三菱UFJ国際投信
- eMAXIS Slim 国内株式インデックス
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
バランス型ファンドはなく、
「国内株式」「国内債券」「先進国株式」「先進国債券」と、それぞれに特化しているので、自分のアセットアロケーションに組み込む形ですね。
「eMaxis Slim バランス」というこれ 1 本で済む、バランス型も登場しました!
まだ目論見書が見当たらないので定かではないですが、 既存の eMAXIS シリーズとほぼ同じ内容になりそうです。マザーファンドも一緒ですし。
Slim のほうはネット限定らしいので、店舗販売と違い手間かからないので、その分が信託報酬安いファンドという扱いなのでしょうか。
「店舗で買う情弱は既存シリーズに残しておいて、他の激安ファンドに流れそうな情強は何とか引き止めておきたい」 こんな戦略でしょうねぇ。
eMAXIS シリーズの値下げが噂されていただけにちょっと残念。
気になる信託報酬
ファンド名 | 信託報酬 |
eMAXIS Slim 国内株式インデックス | 0.18 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.2 % |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.17 % |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 0.14 % |
確かに安いですね!!
でもほかの激安ファンドもこんなものなので、差別化が難しいところです。
自分の手持ちを「eMAXIS Slim」に置き換えると
確かに安い。 自分の手持ちと比較すると、 1/2 〜 1/3 の信託報酬になります。
信託報酬はどのくらい安くなるのか
従来の eMAXIS と比較したとき、 「パーセント」でなく、実際の金額ベースでどのくらい違いがでるのか試算してみました。
試算条件
- 資産: 500 万円
- アセットアロケーション: 「日本株式」「先進株式」「日本債券」「先進債券」を 25 %ずつ
- 「従来の eMAXIS だけで構成した場合」と「eMAXIS Slim だけで構成した場合」で比較
- アセットアロケーション詳細
種別 | 構成比率 | 従来の eMAXIS だけで構成 | eMAXIS Slim だけで構成 | ||
ファンド名 | 信託報酬 | ファンド名 | 信託報酬 | ||
日本株 | 25 % | eMAXIS TOPIXインデックス | 0.40 % | eMAXIS Slim 国内株式インデックス | 0.18 % |
先進株 | 25 % | eMAXIS 先進国株式インデックス | 0.60 % | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.20 % |
日本債 | 25 % | eMAXIS 国内債券インデックス | 0.40 % | eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 0.14 % |
先進債 | 25 % | eMAXIS 先進国債券インデックス | 0.60 % | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.17 % |
試算結果 (信託報酬 (年額))
従来の eMAXIS だけで構成した場合
25000 円
eMAXIS Slim だけで構成した場合
8625 円
まとめ
年間 15,000 円以上の差がでてしまうのか・・・。
500 万円を年利 2 % で運用したら、年間利益 10 万円じゃないですか。
その中での 15000 円の差って大きい気がします。
ただし、ほかにも激安インデックスファンドはいくつかあるわけで、しかも信託報酬は横ばいです。
その中からあえて、「eMAXIS Slim」を選ぶかといったら・・・、ファンドの財力と安定性ですかね。
まだプレスしかない状態なので、新シリーズの特徴をもっと出していってほしいですね!!
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