クラウドワークスの、タスク形式の手数料体系が 2017 年 6 月から変更になったようです。
クラウドワークスのタスク保証料とは?
クレジットカード明細を見ていたところ、
クラウドワークスで「タスク保証料 300 円」という支払いが発生していることに気づきました。
クラウドワークスの FAQ で調べてみました。
タスク形式のお仕事の依頼時、クライアントにお支払いいただく
「最低支払額」を300円と定めております。
単価10円の作業を50件(500円分)依頼
・10件承認した場合
承認した作業単価の合計が100円・・・200円がタスク保証料として発生、合計300円のお支払い
なるほど、
発注側 (クライアント) のシステム利用料として最低 300 円は発生してしまうということですね。
- タスク形式で発注
↓ - 発注内容に不備を発見
↓ - 発注キャンセル (承認 0 件)
↓ - 発注内容を修正し、再発注
今回は上記だったため、
承認 0 件の状態で発注キャンセルをしたので、利用料だけ請求されたようです。
2017 年 6 月から復活した最低支払額
発注内容を変更するために、キャンセル → 再発注は何度かやったことあったのですが、
「なぜ今回だけ発生したのだろう?」と疑問に思い調べてみました。
2.タスク形式案件の手数料無料化一時停止について
開始日時:2017年6月1日(木) 13:00
※なお、手数料無料化に伴い実施しておりました、最低支払い金額(300円)の制限撤廃も、合わせて一時停止いたします。
お知らせが出ていました。
2017 年 6 月から、タスク型案件の発注時の手数料が復活していたようです
※手数料は報酬額の 20 %
またそれに伴い、最低支払金額も 300 円に引き上げになったようです。
・2017 年 6 月以前
発注者の支払いが 0 円の場合、クラウドワークスへの利用料は 0 円
・2017 年 6 月以降
発注者の支払いが 0 円の場合でも、クラウドワークスへの利用料は 300 円かかってしまう
(参考) タスク形式の利用料無料は 2015 年 に始まった
ちなみに、タスク形式の利用料無料は 2015 年 11 月から開始された制度のようです。
作成日:2015年11月10日 by:クラウドワークス事務局
この度、クラウドワークスのお仕事依頼形式の1つ、タスク型クラウドソーシングの最低支払額を撤廃いたしました!
これにより、先立ってスタートした受注者の手数料無料化と合わせ、タスク型クラウドソーシングの「完全無料化」を実現いたしました。
2017 年 6 月以前は、
最低支払額が 300 円未満だった際は、その差額をクラウドワークスが補填してくれていたようです。
まとめ
2017 年 6 月から、タスク形式で発注した際に、承認した支払額に関わらず 最低 300 円の手数料が発生するようになりました。
ただし「一時停止」という表現をしているので、暫定措置と考えられます。
今までは発注するだけなら手数料が無料だったため、気軽に発注行為ができていましたが、今後は発注するだけで手数料が発生します。
発注内容や単価は安易に変更できなくなるので、よく確認してから発注するようにしましょう。
無料だったものが有料になると改悪のように感じてしまいますが、
サービス提供側が利用料を徴収するのは当然のことですので、むしろ健全化の流れなのではないかと思います。
また今回の改定の背景として「仕事依頼内容の質低下」が挙げられており、無料にしていたことで発注者の質が下がり、受注者とのミスマッチが発生していたとのことです。
クラウドソーシングの場合、発注者優位になってしまいがちであり、発注者の気分で報酬が未払いになってしまうことは多々あります。
- 「要件に合っていない!」と言われ承認されない
- 追加要望がどんどん増えていって割に合わない
発注要件がアバウトだった場合、このようなことが起こり得ます。
そのため、受発注者間の認識の齟齬を減らし、受注者を保護するという意味で、個人的には今回の改定は妥当なのかと感じています。