クレジットカードでの決済をやめる!!
家計の見直しを計る際、これが一番効果が大きかったと思います。
クレジットカードの落とし穴
「クレジットカードを使ったほうがポイント貯まるじゃん!」
と考えてしまい、クレジットカードで買い物をしたほうがお得に見えるのですが、目に見えないお金を消費してしまいがちになり、結果、金銭感覚が麻痺してしまうことに繋がります。
電子マネーで浪費が加速
金銭感覚の麻痺に拍車がかかったのが「電子マネー」の存在です。
この電子マネーですが、
クレジットカードのショッピング枠を使ってオートチャージ (残高が減ると自動で入金される) することができるため、怖いことに常に財布にお金が入ってる感覚になってしまいます。
そのためコンビニでもついつい余計なもの (デザート、雑誌など) を買ってしまう羽目になります。
「ご飯買うついでにシュークリームも買うか!」
「シュークリーム買ったらコーヒーも欲しいな!」
体感で、1 回あたりの買い物額 +300 円くらいでしょうか。
これが毎日になるわけなので、支出にあたえるダメージは半端ないのですが、手元の現金は減っていないのでまったく気づくことはありません。
浪費に気づくのは翌月のクレジットカードの引き落としの時です・・・。
電子マネーのオートチャージのデスループ
- 電子マネーで浪費
↓ - クレカ支払い日にゴッソリ引き落とし
↓ - 利用限度枠が復活
↓ - 以下無限ループ
すぐにクレカ枠が開放されるので自分の浪費を知る機会がないため支出は増えていき、最終的にはクレジットカードの支払いができなくなって初めて自身の支出状況を目の当たりにすることになります。
現金生活のメリット
クレジットカードから現金だけの生活に切り替えた場合、
銀行の残高 = 自分が使えるお金
という、
一目瞭然の図式でお金の管理ができるようになるのが一番のメリットです。
クレジットカードの利用残高などという不透明なお金の流れを作るせいで支出管理に支障をきたしているわけですが、お金の出元を 1 箇所 (銀行口座) だけにしてしまうことで把握せざるをえない状況を作り出すわけです。
まとめ
クレジットカードの利用でポイントを稼ぐことができますが、
現金生活をすることで稼いだポイント以上のメリットを享受することができます。
支出管理というと家計簿を記帳することをまず思い浮かぶ方も多く、ハードルが高く思うかもしれませんが、それよりもクレジットカードの使用を止めるだけでも立派な支出管理になります。
支出管理・家計管理の第一歩としてとりあえずはクレジットカードの利用を止めてみることから着手してみてはいかがでしょうか。