超小型犬を飼う上で知っておいてほしいこと

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うちの犬は超小型犬です

こんにちは、てっぺです。

 

今日は犬の話です。

 

独身のくせに犬 (チワワ) を飼い始め、かれこれ 5 年以上経ちます。

1 歳半だった犬はもう 7 歳になりました。

 

 

保護されている犬を引き取り飼い始めたのですが、

保護団体に引き取られた経緯は、小さすぎた上に生まれつき皮膚病だったこともあり、売り物ならないため処分されるところだったそうで、

保護団体の担当の方が「それならうちで預かる!!」と言って、1 歳半まで育ててくれたそうです。

ここで保護されてなかったらボクは出会えていなかったわけで、保護団体の方には感謝ですよね。

 

↓↓犬を飼い始めた頃の話

これから犬を飼う人に知ってほしい、保護犬の里親という選択肢

 

 

我が家の犬は本当に小さく、体重はたった 2 kg しかありません。

2 kg になってしまうと、小型犬を通り越して、「超」小型犬の部類になります。

 

 

このくらい小さい。

動物病院の待合室で「生まれて何ヶ月ですか?」とよく言われます。

 

超小型犬の困るところ

小型犬は「マンションでも飼うことができる」「エサ代が安く済む」「物損被害が小さい」といったメリットがあるのですが、超小型犬となると少々困った点もあります。

 

「犬の服のサイズが SSS  (トリプル S) になってしまうので服選びが大変」といったこというどうでもいいこともあるのですが、

それ以上に難点なのが治療健康面の問題です。

 

治療や投薬の選択肢が減る

半年ほど前から足が痛いようでうまく歩けなくなる症状が出ています。

 

【犬日記】頚椎炎症でうまく歩けない

 

今でも定期的に通院し、消炎・鎮痛剤をもらっているのですが、

「もうすこし大きかったら (3 kg 以上) 別の薬が使えるのに・・・」

と獣医さんが度々ぼやいています。

 

普通の犬用の薬を超小型犬に対して使うと、副作用が強く出てしまうことが心配なのだそうです。

このように超小型犬の場合、治療の選択肢が狭まってしまう場合があるのです。

 

 

またワクチンや狂犬病予防接種も注射 1 本あたりの量が普通の犬用になっているのため、1 本をそのまま打ってしまうとこれもまた副作用が怖いらしいです。

かかりつけの獣医さんは犬の体格に合わせて摂取量を調整してくれるので、半量だけ注射などの対応をとってもらっています。

 

治療が難しくなることも

犬がネギ食べてしまい慌てて獣医に駆け込むという事件がありました。

 

チワワがネギを食べてしまい、獣医で吐かせてもらった

 

ネギを吐かせるため嘔吐を促す注射をすることになったのですが、血管が細すぎて注射針が刺さらず・・・・。

注射針をさすだけで 10 分ほどかかってしまう羽目になったという・・・。

 

中毒物 (ネギ、チョコレートなど) を食べてしまった場合は吸収前に吐かせてしまうのが良いのらしいですが、せっかく獣医にすぐ連れていっても肝心の処置に時間がかかってしまうと元も子もありません。

 

歯周病になりやすい

無理やり小さくブリーディングされた場合、

小さいアゴに対し正常な本数の歯が生えてくるため、歯並びが凸凹になってしまいます。

 

これによる影響がなにかというと歯周病です。

凸凹のせいで歯石が非常に溜まりやすくなるのです。

どんなに歯磨きをしても歯周病になってしまい、うちの犬 7 歳にして既に 8 本ほど抜歯しています (´;ω;`)

ただし抜歯のおかげで隙間ができ、歯石が付きにくくなったため今では歯周病は改善されています。

 

心臓肥大も心配

先日レントゲンとってもらったときに分かったのですが、

心臓肥大 (身体に対して心臓が大きい) の傾向があるので将来気をつけるようにしてください」

ということも言われました。

 

これも身体と内臓のサイズがアンバランスなことの弊害なのでしょう。

今のところ何の症状もないですが、将来のことを考えて体重管理にだけは気をつけるように念を押されています。

 

まとめ

このように超小型犬になると主に医療面で例外対応が多くなってしまいます。

まだ若いのですが、老犬になってくるともっと顕在化してきそうなので今のうちに覚悟を決めてはいますが (`・ω・´)

 

そこそこ手間はかかっているのですが、だからといって大変というわけでもなく、愛犬だからこそ大変だと思わずに手間をかけられているのではないかと思います。

 

甘えん坊気質な犬は飼い主を占領できるし、

ボクは帰宅時に癒される & そして犬を飼うという目的がなければ勤労意欲をさらに失うことになりますし・・・、

我が家の飼い主と犬の関係は win - win なのではないかと考えています。

 

 

近年は小さければ小さい犬ほど人気なこともあり、

悪徳なブリーダーになると高額になるよう小ささを追求するそうで、小さすぎるせいで生まれながらにして疾患を抱えている例もあるらしいです。

 

超小型犬を飼うとなると単に「可愛い」だけで済まない事例も出てきますので、これから飼おうと思っている人は我が家の事例を参考にしてみてください (*'ω'*)

 

最後に 1 番カワイイ写真載せておきますね (*'ω'*)

 



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