フレンチプレスの使い方・お手入れ方法まとめ | Bodum CHAMBORD (ボダム シャンボール)

投稿日:2018年2月25日 更新日:

スペシャルティコーヒーの人気の高まりとともに注目されているのがフレンチプレスです。

 

金属のフィルターを押し下げるという単純な機構により、

豆が持っている本来の風味と旨みを損なわずにダイレクトに味わうことが可能です。

 

今回は定番商品であるBodum CHAMBORD(ボダム シャンボール)を使ってフレンチプレスの使い方を紹介していきます!

 

 

フレンチプレスとは

フレンチプレスとは金属やナイロンのメッシュフィルターでコーヒー液を濾過する、シンプルな仕組みのコーヒーメーカーの呼称です。

 

ペーパーフィルターとは違い、

メッシュフィルターは目が粗いのでコーヒー豆の油分(コーヒーオイル)も抽出でき旨みや香り、コク、甘さなどがハッキリと感じられるコーヒーを楽しむことができます。

 

発祥はフランスと言われていますが、1920年代以降、イタリアやフランスでデザインや機能が洗練され、ヨーロッパ中で大流行となりました。

 

特にBodum(ボダム)社が発売したフレンチプレスは評判となり、創業以来今日までに1億個のフレンチプレスが製造され、フレンチプレスのデファクトスタンダードとなっています。

 

+ Bodum (ボダム) とは? (クリックで展開)

Bodum(ボダム)はスイスのトリーンゲンに本社を構えるコーヒー関連製品などのキッチンウェアを製造・販売している国際的な企業です。

設立は1944年に遡り、デンマークのコペンハーゲンでキッチン製品を輸入・販売する会社として誕生しました。

1950年代から自社開発をスタートし、サイフォン式のコーヒーメーカーが大ヒットを記録したおかげでヨーロッパ中に販路を拡大していきました。

1974年に初めてのフレンチプレス・コーヒーメーカー「ビストロ」を発売したのを皮切りに、その後多くのフレンチプレスを生み出し、

パリ、コペンハーゲン、チューリッヒ、ルッツェルン、東京、ニューヨーク、シドニーなどに進出。

世界中にその名をとどろかせ、現在では55カ国で製品が販売され、数多くのコーヒーファンから愛されるメーカーとなっています。

そんなBodumを象徴するアイテムが今回紹介するCHAMBORD(シャンボール)です。

 

Bodum CHAMBORDの特徴と仕様

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フレンチプレス 使い方 手入れ

Bodum CHAMBORD(ボダム シャンボール)はBodum社を象徴する製品で、

1950年代にフランスのパリで流行したフレンチプレスの原型に近いデザインを踏襲しています。

クラシックで上品な印象を与えるたたずまいは、キッチンを彩るインテリアとしても最適です。

フレンチプレス 使い方 手入れ

本体は耐熱ガラス製のビーカーと金属製の4つ脚のフレームの組み合わせとなっており、簡単に分解して清掃できるようになっています。

フレームには黒のハンドルが取り付けてあり、上下ともに固定されているので強度も申し分ありません。

フレンチプレス 使い方 手入れ

金属製のフタはコーヒーを濾過するステンレス製のメッシュフィルターのついたプランジャーと一体となっていますが、

気密性は十分で熱を逃すことはなく、またプランジャーの軸が不安定にぐらつくこともありません。

Bodumが長年培ってきた技術と確かな生産工程の管理により、長期間の使用にも耐えうる世界中で愛される信頼性の高いコーヒーメーカーに仕上がっています。

今回紹介するBodum CHAMBORD 0.35リットルの仕様は下記となります。

 

製品仕様

  • サイズ:幅135mm×奥行75mm×高さ189mm
  • 本体重量:330g
  • 素材・材質:本体:耐熱ガラス、フタ:ポリプロピレン、フィルター:ステンレススチール
  • 生産国:ポルトガル
  • 容量:0.35リットル
  • 食器洗浄機:使用可

 

フレンチプレスの使い方

それではフレンチプレスでコーヒーを淹れていきましょう!

 

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

用意するもの

  • コーヒー豆:16g程度(粗挽き。量はお好みで調整してください)
  • 水:250ミリリットル程度(軟水のミネラルウォーターか水道水。量はお好みで調整してください)
  • タイマー:4分間を計測できる機能を持ったキッチンタイマーなど
  • ポット
  • カップ
  • マドラーか竹ベラ

 

step
1
コーヒー豆を投入する

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

フタを取り外し、粗く挽いた豆を耐熱ビーカーの中に投入します。

 

step
2
お湯を注ぐ

 

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

新鮮な水で沸かした熱湯(92℃から96℃くらい)を注いでいきます。

タイマーで4分間計測します。

 

step
3
軽く混ぜる

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

半分ほど注いだところでマドラーや竹ベラなどで乾いた豆がないように軽く混ぜます。

 

step
4
残りのお湯を注ぎ、抽出する

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

残りのお湯を注ぎ、プランジャーを格納した状態のフタをのせ、じっくりと抽出します。

 

step
5
ろ過する

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

4分経過したら、プランジャーを5秒程度かけて押し下げ、ろ過します。

 

step
コーヒーを注ぐ

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

手早くカップにコーヒーを注ぎます。

耐熱ビーカーに抽出液を残したままにしておくと過抽出となり苦みと雑味が出てくるので、

カップに注ぎきれない分はサーバーなどに注いでおくと美味しいコーヒーを楽しめます。

 

またメッシュフィルターは目が粗くコーヒー豆の微粉を通してしまうため、最後のほうの抽出液は注がないようにすると滑らかな口当たりのコーヒーとなります。

 

フレンチプレスのお手入れ

使用後はなるべく早めに清掃すると、匂いや着色汚れを防ぐことができます。

 

step
1
屑を取り除く

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

フタを外し、フィルターや耐熱ビーカー内のコーヒー豆の滓を取り除き、水洗いします。

 

step
2
洗剤を垂らし、水を注ぐ

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

耐熱ビーカー内に食器用洗剤を1滴ほど垂らし、水を注ぎます。

 

step
3
ブランジャーを上下する

フレンチプレス 使い方 手入れ

 

フタをして、プランジャーを上下に数回往復させ油汚れや匂いなどを取り除きます。

 

step
4
水ですすぐ

フタを外し、洗浄水を捨てたら洗剤が残らないよう、水でよくすすぎます。

 

step
5
乾燥させる

よく乾燥させてから保管します。

 

 

CHAMBORDは耐久性が高い製品ですが、長年にわたって日常的に使用していると消耗していきます。

公式ページなどで各種パーツを購入できるので、故障したら自分で修理にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。

 

まとめ

フレンチプレスは、特有のコクと香りの高い上質なコーヒーを味わえるコーヒーメーカーです。

 

紙のゴミが出ないので環境にやさしいですし、

抽出を待っている時間も心にゆとりを与えてくれるひと時となってくれることでしょう。

 

普段のペーパードリップとは違う味わいが欲しい方、スペシャルティコーヒーの風味を追求したい方にぜひ試していただきたい製品です。

 

 



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