スペシャルティコーヒーの人気の高まりとともに注目されているのがフレンチプレスです。
今回は定番商品である「Bodum CHAMBORD(ボダム シャンボール)」を使ってフレンチプレスの使い方を紹介していきます!
フレンチプレスとは
フレンチプレスとは金属やナイロンのメッシュフィルターでコーヒー液を濾過する、シンプルな仕組みのコーヒーメーカーの呼称です。
ペーパーフィルターとは違い、
メッシュフィルターは目が粗いのでコーヒー豆の油分(コーヒーオイル)も抽出でき、旨みや香り、コク、甘さなどがハッキリと感じられるコーヒーを楽しむことができます。
発祥はフランスと言われていますが、1920年代以降、イタリアやフランスでデザインや機能が洗練され、ヨーロッパ中で大流行となりました。
特にBodum(ボダム)社が発売したフレンチプレスは評判となり、創業以来今日までに1億個のフレンチプレスが製造され、フレンチプレスのデファクトスタンダードとなっています。
Bodum CHAMBORDの特徴と仕様
製品仕様
- サイズ:幅135mm×奥行75mm×高さ189mm
- 本体重量:330g
- 素材・材質:本体:耐熱ガラス、フタ:ポリプロピレン、フィルター:ステンレススチール
- 生産国:ポルトガル
- 容量:0.35リットル
- 食器洗浄機:使用可
フレンチプレスの使い方
それではフレンチプレスでコーヒーを淹れていきましょう!
用意するもの
- コーヒー豆:16g程度(粗挽き。量はお好みで調整してください)
- 水:250ミリリットル程度(軟水のミネラルウォーターか水道水。量はお好みで調整してください)
- タイマー:4分間を計測できる機能を持ったキッチンタイマーなど
- ポット
- カップ
- マドラーか竹ベラ
step
1コーヒー豆を投入する
フタを取り外し、粗く挽いた豆を耐熱ビーカーの中に投入します。
step
2お湯を注ぐ
新鮮な水で沸かした熱湯(92℃から96℃くらい)を注いでいきます。
タイマーで4分間計測します。
step
3軽く混ぜる
半分ほど注いだところでマドラーや竹ベラなどで乾いた豆がないように軽く混ぜます。
step
4残りのお湯を注ぎ、抽出する
残りのお湯を注ぎ、プランジャーを格納した状態のフタをのせ、じっくりと抽出します。
step
5ろ過する
4分経過したら、プランジャーを5秒程度かけて押し下げ、ろ過します。
step
⑥コーヒーを注ぐ
手早くカップにコーヒーを注ぎます。
耐熱ビーカーに抽出液を残したままにしておくと過抽出となり苦みと雑味が出てくるので、
カップに注ぎきれない分はサーバーなどに注いでおくと美味しいコーヒーを楽しめます。
またメッシュフィルターは目が粗くコーヒー豆の微粉を通してしまうため、最後のほうの抽出液は注がないようにすると滑らかな口当たりのコーヒーとなります。
フレンチプレスのお手入れ
使用後はなるべく早めに清掃すると、匂いや着色汚れを防ぐことができます。
step
1屑を取り除く
フタを外し、フィルターや耐熱ビーカー内のコーヒー豆の滓を取り除き、水洗いします。
step
2洗剤を垂らし、水を注ぐ
耐熱ビーカー内に食器用洗剤を1滴ほど垂らし、水を注ぎます。
step
3ブランジャーを上下する
フタをして、プランジャーを上下に数回往復させ油汚れや匂いなどを取り除きます。
step
4水ですすぐ
フタを外し、洗浄水を捨てたら洗剤が残らないよう、水でよくすすぎます。
step
5乾燥させる
よく乾燥させてから保管します。
CHAMBORDは耐久性が高い製品ですが、長年にわたって日常的に使用していると消耗していきます。
公式ページなどで各種パーツを購入できるので、故障したら自分で修理にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
まとめ
フレンチプレスは、特有のコクと香りの高い上質なコーヒーを味わえるコーヒーメーカーです。
紙のゴミが出ないので環境にやさしいですし、
抽出を待っている時間も心にゆとりを与えてくれるひと時となってくれることでしょう。